最初にわたしは、この場に我が企画がこれまで『小説家になろう』内で行われてきた、いわゆる『キーワード企画』とはまったく違うということを明記しておこうと思います。
それは、わたしが主催するこの企画が完全なる『テーマ企画』であるからです。
またわたしには当企画を『小説家になろう』内でも屈指の企画にしようという願いがあります。
『野望』だと、言ってもいいかもしれません。
わたしは、当企画を『小説家になろう』を訪れる多くの方々に知られる企画にするつもりです。
それを、ここを読んでくださっているあなた様には知っていただくとともに、是非ともわたしに協力してくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
では、わたしが思う『テーマ小説企画』とは何か。これを記そうと思います。ですがその前に少し、この企画を開催しようと思った生い立ちについて先に多少触れさせてください。
そもそも"小説"とは、読んで字の如く『小』さく『説』くものだと思っています。そして、これが本来の最も当り前な存在である、と思っています。
しかし、それに目を向け『小説家になろう』内の作品を読んだ際、わたしは大半の『小説家になろう』内の作品には、これが欠けているのではないかと思ったのです。皆様はどのように思われますでしょうか?
と言いましても、ほとんどの読者が『娯楽』を求め、『小説家になろう』を訪れていることは明白だとも思っています。そもそも、『小説家になろう』というサイト自体がそうであるが故、それが当たり前のことかもしれません。
そのことについて、わたしはとやかく言うつもりは毛頭ありませんし、第一わたし自身がそれを期待し、使用していることは何一つ否定できません。けれど、やはりわたしは思うのです。
小説を書く上で最も必要なものは"テーマ"である、と。
こればかりは、絶対に見失ってはならないことであり、"小説"という存在には絶対不可欠な存在であると思うのです。
だから、この度は自分自身で、その"テーマ"を中心とした企画を立ち上げようと考えたのです。そして考え出したのが当企画『テーマ小説企画』です。
上記からの理由により、わたしが当企画で募集する作品は、皆さまが選んだ"テーマ"を元に、それを終始念頭に置いた"テーマ性"の高い作品群です。
そして、同時にわたしが求める当企画の参加者は、の以上、四つのいずれかに当てはまる人物です。
- 向上心があり、自分の腕をどんどんと磨いていきたいと考えている者
- 新たなことに挑戦しようと思う、チャレンジャー精神に溢れる者
- 自分の力を試してみたいと思っている者
- 本気でプロを目指している者
ひとつ、補足しておかなければならないと思うのが、最後の『本気でプロを目指している者』についての項目だと思われます。
これには、当然理由があります。それは、わたし自身がプロの小説家になる上で、その作品に毎回"テーマ"が絶対に必要である、と考えているからです。
わたしが当企画で願う一つは、そんなプロを目指す方々のほんの少しでもお力になることです。
当企画を「踏み台代りにしてやろう」「練習の一環に利用してやろう」というお気持ちで結構です。
プロを目指す方々には、是非とも当企画を利用し、"物語"を執筆し、場数を踏んで頂きたいと考えております。また、もちろん当企画ではプロを目指すような方限定の企画ではございません。
当然のように『ただ単純に小説が上手く書けるようになりたい!』と考えている方々も大歓迎であります。
これまで上記に記したような方々にこそ、是非とも参加して頂きたく考えております。当企画は、参加を考えてくださる皆さま方のご意見をできうる限り取り入れ、伸び伸びとお互いに能力の向上を図っていけるよう、全力でサポートさせていただく心づもりです。
私の勝手な考えではありますが、当企画のようにある程度の「目安」がある中で書くことは、必ずや何かしらのお力に変わるはずです。
当企画は"物語"を紡いでそれで終了というわけではございません。
上に挙げた通り、当企画に参加してくださる作者の皆さま方は自然、一様に、やる気があり、向上心があり、挑戦心があり、それからプロを目指すような方々ばかりなるかと考えられます
ですから、『それぞれ書き終わったら終わり』とそれで終わりというのは実に惜しいというものだと思うのです。企画終了時には、わたしはここに集まった"物語"を、紡いだ作者の皆さま方、そして読者の方々をお招きし、読者投票による【大会】なるものを開く心づもりです。
つまり、当企画で集まった"物語"の中で、それぞれわたしが掲示する部門において、どれが一番読者の心を掴んだのか、それを審査したいと思っております。
なお、現在構想中の【賞】の一覧は以下の通りです。上記の【賞】は、お一人の方が複数受賞される可能性も考えられます。
- 大賞
- 優秀賞
- "テーマ"賞
- 文章力賞
- プロット賞
- エンターテイナー賞
- アイディア賞
- ベストキャラクター賞
- ベスト表現・比喩賞
- 原石賞
- 努力賞
- 作者が決める大賞(※注意:「チャット」の項目を参考にしてください)
この【賞】は、いわば一つの指標だとわたしは考えています。【賞】につきましては、『【大会】について』を参考にしてください。
それでは、最後に一言だけわたしの方より述べさせていただき、このページを終了とさせていただきます。
我が"Chronicle"の一ページにその"物語"を刻んでみませんか?
高圧的な書き方をしてしまっていたのならば心より深くお詫び申し上げます。
この度はこのページを最後までご覧くださいまして、誠にありがとうございました。